シルベスター・スタローンとシュワルツェネッガーが本格共演を果たした脱獄アクション『大脱出』に続編企画が浮上。スタローンは脇役としての出演になるとDeadline.comが報じた。

Deadline.comによるとスタローンは再びレイ・ブレスリンを演じる予定でEFO Filmsとの間で話が進んでおり、前作に続き脚本をマイルズ・チャップマンが手掛け、2017年3月15日より米オハイオ州と中国で撮影が行われる予定とのこと。
現時点では監督は未定で、シュワルツェネッガーの出演についても明らかにされていない。

『大脱出』はアメリカ本国では2514万ドルとイマイチな興行収入に終わったものの、中国では4093万ドルと好調だったこともあり、製作費は中国企業による出資になるだろうと伝えられている。

しかしスタローンは、ロバート・デ・ニーロの後任として出演すると伝えられているオリヴィエ・アサイヤス監督の『Idol’s Eye』をはじめ、実在の殺し屋を演じる『スカルパ』、他にも『エクスペンダブルズ4』『クリード2』など多くの企画を抱えており、『大脱出』続編への出演は正直疑問が残る。

また、リブート化が発表されたばかりの『ランボー』についても、スタローン自身がインスタグラムに意味深な投稿を繰り返していることも注目を集めている。

続報！

2017年2月1日、米サイトThe Hollywood Reporterがシュワルツェネッガーのシリーズ復帰についてはいまだ検討中であることを伝えた。すでに出演契約にサインしたと伝えられるスタローンに続き、シュワルツェネッガーの出演は実現なるか…？

『大脱出』

多くの映画ファンが夢見たスタローンとシュワルツェネッガーの2大スター本格共演による脱獄アクション。

脱獄のプロ、ブレスリン役をスタローンが演じ、ブレスリンが投獄される刑務所で待ち受ける囚人たちのボス、ロットマイヤー役をシュワルツェネッガーが演じる。
その他、ジム・カヴィーゼル、ヴィンセント・ドノフリオ、カーティス“50セント”ジャクソン、エイミー・ライアン、サム・ニール、ヴィニー・ジョーンズら豪華キャストが脇を固める。
監督は『1408号室』『シャンハイ』『ザ・ライト －エクソシストの真実－』等で知られるスウェーデン出身の鬼才、ミカエル・ハフストローム。

重犯罪刑務所に自ら身を投じ、脱獄することで施設の弱点を指摘し報酬を得るセキュリティ・コンサルタント、レイ・ブレスリン。
ある日、ブレスリンはCIAの弁護士を名乗る女からの非公式な極秘刑務所の調査依頼を受けるが、その直後に何者かの手によって拉致され“墓場”と呼ばれる脱獄不可能の刑務所に投獄されてしまう。
ブレスリンは、自分を罠にはめた組織の陰謀を暴くためにも脱出計画を練り始めるが、そこに囚人たちのボス、エミル・ロットマイヤーが現れる。はたしてこの男は敵なのか？味方なのか…？！

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