作品情報

『ラスト・アクション・ヒーロー』作品情報

『ターミネーター2』の世界的大ヒットによりマネーメイキングスターの頂点に登りつめたシュワルツェネッガーが自ら製作総指揮を務め、『プレデター』以降『ダイ・ハード』『レッド・オクトーバーを追え! 』の連続大ヒットによりスター監督となったジョン・マクティアナンと再びコンビを組んだファンタジー・アクション大作。

原題:Last Action Hero

出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、オースティン・オブライエン、F・マーリー・エイブラハム、アンソニー・クイン
監督:ジョン・マクティアナン
脚本:シェーン・ブラック、デビッド・アーノット
製作:スティーヴ・ロス、ジョン・マクティアナン
音楽:マイケル・ケイメン
全米公開:1993年6月18日
日本公開:1993年8月28日

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シュワルツェネッガー主演のアクション映画『ジャック・スレイター』シリーズに夢中の少年ダニーが、魔法のチケットの不思議な力によりスレイターが活躍する映画の世界へ入り込み大冒険を繰り広げる…!

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授業中にダニーが妄想するシュワルツェネッガー主演の『ハムレット』では、ハムレットが葉巻をくわえながらマシンガンをぶっ放す…!

ある日、親しい老映写技師ニックの計らいで『ジャック・スレイター4』の試写をひとりで鑑賞できることになったダニー。ニックからもらった魔法のチケットの半券を手に映画を観ていると、悪役が投げたダイナマイトがスクリーンから飛び出し、劇場は眩い光に包まれる。気づくと、そこは今スクリーンで観ていた映画の中の世界だった…。

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『ジャック・スレイター4』のオープニングテーマはメガデスの『Angry Again』!

突然現れた見知らぬ少年に驚くスレイターだが、映画の世界に入ったダニーは大喜び。

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映画の世界の警察署には、キャサリン・トラメル(シャロン・ストーン)や、T-1000(ロバート・パトリック)の姿が…!

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この世界でターミネーターを演じているはスタローンだ!

スレイターを狙う殺し屋ベネディクトは、ダニーから魔法のチケットを奪い現実世界にやって来るが、ダニーとスレイターもベネディクトを追い現実世界へ。

ベネティクトは、映画の世界から『ジャック・スレイター3』でスレイターの息子を殺したザ・リッパーを連れてきて、スレイターを演じる俳優のシュワルツェネッガーを殺そうと『ジャック・スレイター4』のプレミア会場へと向かう…。

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プレミア会場のシーンでは、ジェームズ・ベルーシ、デイモン・ウェイアンズ、チェビー・チェイス、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ハマーらがカメオ出演。

ストーリーとアイデアが面白く、アクションシーンも満載の本作。しかし、いろいろな要素を詰め込みすぎたせいか、若干どっちつかずで中途半端な印象になってしまったのも否めず、公開当時は好意的な評価を得ることができなかった。

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シュワルツェネッガーのギャラだけでも1500万ドル、ジョン・マクティアナンにも500万ドルという巨額の監督料が支払われ、製作費は当初の6000万ドルから8500万ドルと大幅にオーバー。さらに、本編にも使用された高さ23メートルもある巨大なシュワルツェネッガーのバルーン人形を世界中に巡回させたり、NASAのロケットに映画のロゴをプリントするなど、公開前のプロモーション活動にも多額の予算が費やされた。

脚本家の交代劇

『ラスト・アクション・ヒーロー』の原案は、大学を卒業したばかりの二人の若者、ザック・ペンとアダム・レフがシュワルツェネッガーのイメージをもとに完成させた。
これをもとに『リーサル・ウェポン』『ラスト・ボーイスカウト』の人気脚本家シェーン・ブラックにリライトを依頼。『プレデター』で役者としてシュワルツェネッガーと共演したシェーン・ブラックは、当初この依頼を渋っていたが、脚本仲間のデビッド・アーノットとの共同作業を条件に脚本を引き受けた。
しかし、出来上がった脚本を読んだスタジオとシュワルツェネッガーは、アクション映画としての出来としては満足したものの、シュワルツェネッガー演じるジャック・スレイターと少年との関係をもっと掘り下げたいという理由から、シェーン・ブラックとデビッド・アーネットを脚本から降ろしてしまう。
その後の書き直しは、『明日に向かって撃て!』『大統領の陰謀』で二度のオスカー脚本賞を獲得した大物ウィリアム・ゴールドマンに依頼。4週間で100万ドルという破格のギャラで口説き落とされたウィリアム・ゴールドマンはノン・クレジットで脚本を完成させた。

シェーン・ブラックとデビッド・アーノット版の脚本には下品でブラックなジョークがたくさん盛り込まれていたが、これをウィリアム・ゴールドマンはごっそり削除。かわりに、ジャック・スレイターと少年の関係をクローズアップさせ、子供でも楽しめそうな作品に仕上げた。

『ラスト・アクション・ヒーロー』の興行成績

生々しい暴力描写は極力抑えられ、大人から子供まで楽しめる作品として、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』や、シルベスター・スタローンのアクション大作『クリフハンガー』、トム・クルーズの『ザ・ファーム 法律事務所』らとともに1993年のサマーシーズンの目玉として公開前から大ヒット間違いなしというムードが高まっていた本作だが、いざ公開されてみると興行的にも批評的にも大惨敗という結果に…。
製作費と宣伝費合わせて1億1500万ドル以上使ったといわれるこの映画は、アメリカ国内で5002万ドル、全世界でも1億3730万ドルの興収にとどまった。

『ラスト・アクション・ヒーロー』オリジナルサウンドトラック

『ラスト・アクション・ヒーロー』オリジナルサウンドトラックには、AC/DC、エアロスミス、メガデス、アリス・イン・チェインズ、デフ・レパード、クイーンズライチ、アンスラックスなど、ロック界の大物が集結。
しかも、提供された楽曲のほとんどが未発表の新曲ということもあり、発売当時には大きな話題を呼んでビルボードチャートで初登場7位という好セールスを記録した。

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