音楽

今もなお色褪せないサントラの名盤『ラスト・アクション・ヒーロー』全曲紹介

『ラスト・アクション・ヒーロー』のサントラには、名盤『Get a Grip(ゲット・ア・グリップ)』が絶好調だった頃のエアロスミスをはじめ、AC/DC、アリス・イン・チェインズ、メガデス、クイーンズライチ、デフ・レパード、アンスラックスなど夢のような豪華ラインナップが揃い、さらにその収録曲のほとんどが新録ということもあり、1993年のリリース当時大きな話題を集めた。

しかもこれら豪華な楽曲が劇中で効果的に使われていることもそれぞれのアーティストのファンにとっては嬉しいところで、今もなお映画本編とあわせて根強い人気を誇っている。


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Last Action Hero(Music from the Original Motion Picture)

1. AC/DC『Big Gun』

AC/DCがリック・ルービンをプロデューサーに迎えて書き下ろした『ラスト・アクション・ヒーロー』の主題歌。
冒頭からインパクト抜群のリフが冴えまくり、紛れもないAC/DCのロックンロールサウンドを炸裂させている。
この曲がリリースされた当時といえば、グランジ・オルタナティヴブームが広まっていた頃。それでもAC/DCは自身のスタイルを貫いて見事全米メインストリーム・ロック・チャートNo.1を獲得し、大物バンドの意地を見せつけた。

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多くのAC/DCの映像作品を手がけているデイヴィッド・マレットが『Big Gun』でもミュージックビデオの監督を担当。シュワルツェネッガー扮するジャック・スレイターがアンガス・ヤングと同じスクールボーイの衣装に変身してパフォーマンスを繰り広げる楽しいミュージックビデオに仕上がっている。


Big Gun(デジタルミュージック)


Big Gun

『Big Gun』の音源と映像他、レア音源満載の豪華ボックス・セット『バックトラックス ライト兄弟は空を飛び、ヤング兄弟はリフを刻む』はAC/DCファンには涙もののマストアイテムだ。


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2. アリス・イン・チェインズ『What The Hell Have I』

グランジ・オルタナティヴムーブメントの担い手として当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったアリス・イン・チェインズ(Alice in Chains)は、『ラスト・アクション・ヒーロー』のサントラに『What The Hell Have I』と『A Little Bitter』の2曲を提供。
シタールを使ったフレーズが印象的な『What The Hell Have I』は映画本編のオープニングシーンに採用されている。

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What the Hell Have I(デジタルミュージック)


What the Hell Have I

『What The Hell Have I』は、故レイン・ステイリー最後の新曲となった『Get Born Again』を含むベスト盤『Nothing Safe : Best of the Box(ナッシング・セーフ ベスト)』(1999年)にも収録。


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3. メガデス『Angry Again』

メガデス(Megadeth)最大のヒットアルバム『破滅へのカウントダウン(Countdown to Extinction)』リリースの翌年に『ラスト・アクション・ヒーロー』のサントラに提供されたシングル曲。
ヘヴィかつキャッチーなリフと、デイヴ・ムステインのニヒルなボーカルが文句なくかっこいいミドルテンポのナンバーで、映画本編では、劇中映画『ジャック・スレイター4』のオープニングテーマに使用されている。

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霧がかったセットで演奏するバンドメンバーとそこに映し出される映画のショットを組み合わせた見事なミュージックビデオは、メタリカやマイケル・ジャクソンなど多くの大物アーティストの作品でも知られる売れっ子ウェイン・アイシャムが手掛けた。


Angry Again(デジタルミュージック)


Angry Again

『Angry Again』は、アルバム未収録曲をまとめたEP『Hidden Treasures』(1995年)にも収録。『Angry Again』以外にも『The Beavis and Butt-head Experience』のサントラに収録の『99 Ways to Die』や、ブラック・サバス(Black Sabbath)の名カバー『Paranoid』など聴きどころが多い。


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4. クイーンズライチ『Real World』

クイーンズライチ(Queensrÿche)とマイケル・ケイメンのコラボレーションによる絶品のバラード。ストリングスを大胆に取り入れたこの曲は、ミュージックビデオを作らずも全米メインストリーム・ロック・チャートの3位まで上り詰めるヒットを記録した。

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Real World(デジタルミュージック)


Real World

『Real World』は、クイーンズライチのベスト盤『Sign of the Times: The Best of Queensrÿche』(2007年)などでも聴くことができる。


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5. デフ・レパード『Two Steps Behind』

イギリスのトップバンド、デフ・レパード(Def Leppard)による美しいコーラスとメロディが際立つアコースティックソング。

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本サントラ収録の『Angry Again』も手掛けたウェイン・アイシャムによるミュージックビデオも秀逸。
『Two Steps Behind』は、未発表曲やアルバム未収録曲などをまとめたレア・トラック集『Retro Active(レトロ・アクティヴ)』(1993年)にも収録。この曲以外にも企画盤とは思えないようなクオリティの高い楽曲が並んでいる。


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6. アンスラックス『Poison My Eyes』

新ヴォーカリスト、ジョン・ブッシュの加入が功を奏した名盤『Sound of White Noise』(1993年)が全米アルバムチャート7位のヒットを記録したばかりのアンスラックス(Anthrax)が提供した未発表曲。ザクザクと刻むリフを畳み掛けるように展開するスピード感が痛快で、シングルにしてしてもおかしくないほどのクオリティに仕上がっている。

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Poison My Eyes

7. エアロスミス『Dream On』

エアロスミス(Aerosmith)のデビューアルバム『野獣生誕(Aerosmith)』に収録されているおなじみの名曲を、MTV10周年記念ライブでマイケル・ケイメン指揮による交響楽団と共演したライブ音源。

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Dream On(Live Version)Clean(デジタルミュージック)


Dream On(Live Version)

8. アリス・イン・チェインズ『A Little Bitter』

ダウナーなメロディから激しいパートに展開するいかにもアリス・イン・チェインズらしいナンバー。バンドが勢いに乗っていた時期の楽曲だけあって、この曲もさすがに完成度が高い。

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A Little Bitter

9. サイプレス・ヒル『Cock The Hammer』

ロック系のナンバーがひしめくアルバムの中で一際異彩を放つサイプレス・ヒル(Cypress Hill)によるHIP HOPナンバー。

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Cock the Hammer

10. フィッシュボーン『Swim』

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黒人ミクスチャー・ロック・バンド、フィッシュボーン(Fishbone)が1993年にリリースしたアルバム『Give A Monkey A Brain And He’ll Swear He’s The Center Of The Universe』からのシングル曲。ヘヴィでノイジーなギターサウンドがかなりメタル寄りな一曲。

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Swim(デジタルミュージック)


Swim

11. テスラ『Last Action Hero』

まるで映画本編のオープニングに流すことを想定したかのようなイントロに始まり、サビのコーラスでは恐ろしいほどにキャッチーな展開をみせるテスラ(Tesla)による映画タイトル曲。

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Last Action Hero

12. マイケル・ケイメン with バケットヘッド『Jack And The Ripper』

『リーサル・ウェポン』や『ダイ・ハード』シリーズ、『X-Men』などの映画音楽で名を残し、多くのロックアーティストたちとも親交が深かったことでも知られるマイケル・ケイメン(2003年11月18日没)と、仮面を被る謎のギタリスト、バケットヘッドによるインストゥルメンタル。

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Jack and the Ripper

 

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