スタローンは『クリード チャンプを継ぐ男』で演じたロッキー役でゴールデングローブ賞の助演男優賞を獲得。アカデミー賞前哨戦のひとつでもあるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でも最優秀助演男優賞を受賞し、1976年の『ロッキー』（主演男優賞・脚本賞）以来となる40年ぶりのノミネートで、ついに栄冠を手にするのか注目と期待を集めていた。
しかし残念ながら助演男優賞は『ブリッジ・オブ・スパイ』でソ連のスパイを演じたマーク・ライランスの手に渡り、スタローンはまたもアカデミー賞をを逃してしまった。
敗れてもなお感動をあたえる姿はスタローンらしいのかもしれないが、落胆する世界中のスタローン・ファンの気持ちを代弁するかのように、シュワルツェネッガーがいち早くツイッターでスタローンに動画のメッセージを送ってくれた。
「スライ、誰がなんと言おうと、俺にとってはお前がベストだということを覚えていてくれ。お前こそが勝者だ。誇りに思っているよ。」シンプルながら想いのこもったメッセージは感動的で、二人の良好な関係性を物語っている。
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