第88回アカデミー賞では惜しくも助演男優賞を逃したものの、シュワルツェネッガーはじめ世界中の人々から多くの賞賛・激励を受けたシルベスター・スタローン。
これまで多くの観客の心を惹きつけてきたスタローン映画は、その音楽も最高。
『ロッキー』や『ランボー』など、いまやスタンダードになっている優れたスコアも多いが、歌もののヒット曲もスタローン映画から数多く生み出されている。
また、今回のアカデミー賞を激しく批判し、大炎上を起こしたフランク・スタローンも、兄の映画から数々の名曲を残している。
ヴァレンタイン『Take You Back』〜ロッキー
街角に屯する若者の一人として『ロッキー』に出演したフランク・スタローンが、自ら率いるヴァレンタイン名義でサントラに提供した曲。
シンプルなアカペラのコーラスが印象的なこの曲は、このあとのシリーズにもかたちを変えて引き継がれることになる。
Take You Back(デジタルミュージック)
Take You Back
シルベスター・スタローン『Too Close to Paradise』
〜パラダイス・アレイ
スタローンの初監督作品『パラダイス・アレイ』では、監督・脚本・主演のみならずなんと主題歌までスタローンが自ら担当…!
ビル・コンティ作曲の『天国に近づきすぎて(Too Close to Paradise)』をスタローンが熱唱しているが、意外な歌唱力をみせ味わい深い曲に仕上げている。
『パラダイス・アレイ』のサントラには、フランク・スタローンも『Angel Voice』『Please Be Someone to Me』の2曲を提供している。
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フランク・スタローン『Two Kinds Of Love』〜ロッキー2
『ロッキー2』のサントラにも、当然のごとくフランク・スタローンが参加。
『Two Kinds Of Love』でも軽快なアカペラを披露している。
Two Kinds Of Love(デジタルミュージック)
Two Kinds Of Love
キース・エマーソン『I’m A Man』〜ナイトホークス
『ナイトホークス』のサントラは、キース・エマーソンが手がけた映画音楽で間違いなくベストな一枚。なかでも注目なのは、キース・エマーソンが初めてヴォーカルをとった『I’m A Man』で、クールなベースラインが最高。
I’m a Man(デジタルミュージック)
I’m a Man
サバイバー『Eye of the Tiger』〜ロッキー3
スタローンからの依頼で作曲された『ロッキー3』の主題歌。アメリカン・ロックの雄、サバイバーに初のビルボードチャート1位をもたらした、言わずと知れた超名曲。
6週連続で1位を獲得したこの曲により、サバイバーは一躍注目の存在となり、グラミー賞の最優秀ロック・パフォーマンス部門を受賞している。
Eye of the Tiger(デジタルミュージック)
Eye of the Tiger
フランク・スタローン『Take You Back』〜ロッキー3
シリーズ1作目のサントラに収録された同名曲にアレンジを加えたフランク・スタローンのシングル曲。
Take You Back(デジタルミュージック)
Take You Back
ダン・ヒル『It’s a Long Road』〜ランボー
ジェリー・ゴールドスミス作曲による『ランボー』の主題歌。ランボーの哀しみをこれ以上ないレベルで表現したダン・ヒルの歌声が涙を誘う。
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ビー・ジーズ『The Woman in You』〜ステイン・アライブ
スタローンが監督したジョン・トラボルタ主演『ステイン・アライブ』からのファーストシングル。シリーズ前作の『サタデー・ナイト・フィーバー』同様、ビー・ジーズが主題歌を提供したが、期待するようなヒットには至らなかった。
フランク・スタローン『Far from Over』
〜ステイン・アライブ
ビー・ジーズの『The Woman in You』に続いて『ステイン・アライブ』からシングル・カットされたフランク・スタローンの大ヒット曲。
このヒットを受けて、フランク・スタローンの『Moody Girl』『I’m Never Gonna Give You Up』の2曲が『ステイン・アライブ』からさらにシングル・カットされた。
Far From Over(デジタルミュージック)
Far From Over
ビー・ジーズ『Someone Belonging to Someone』
〜ステイン・アライブ
『ステイン・アライブ』から2曲目となるビー・ジーズのシングル曲。邦題は『よりそう二人』。
ドリー・パートン『Tennessee Homesick Blues』
〜クラブ・ラインストーン/今夜は最高!
ビルボード・ホット・カントリー・シングル・チャートで1位を獲得したドリー・パートンによる『クラブ・ラインストーン/今夜は最高!』の主題歌。
『クラブ・ラインストーン/今夜は最高!』のサントラは、スタローンの歌声を存分に堪能できる貴重な一枚。
Tennessee Homesick Blues(デジタルミュージック)
Tennessee Homesick Blues
フランク・スタローン『Peace in our life』
〜ランボー 怒りの脱出
フランク・スタローンによる『ランボー 怒りの脱出』の主題歌。邦題は『心のかけら』。
国のために戦った退役軍人たちが眠る墓地で撮影されたミュージックビデオも印象に残る。
Peace in our life(デジタルミュージック)
Peace in our life
サバイバー『Burning Heart』
〜ロッキー4 炎の友情
『ロッキー3』の主題歌『Eye of the Tiger』を大ヒットさせたサバイバーによる『ロッキー4 炎の友情』からのファーストシングル。
ヴォーカルにジミ・ジェイミソンを迎えたこの曲も『Eye of the Tiger』に引けを取らない傑作。
Burning Heart(デジタルミュージック)
Burning Heart
ジョン・キャファティー『Heart’s On Fire』
〜ロッキー4 炎の友情
スタローンたっての希望で『ロッキー4 炎の友情』のサントラに起用されたジョン・キャファティーの代表曲。邦題は『炎の友情』。
Heart’s On Fire(デジタルミュージック)
Heart’s On Fire
ジェームス・ブラウン『Living In America』
〜ロッキー4 炎の友情
『ロッキー4 炎の友情』の映画本編にジェームス・ブラウン自身が登場し、ド派手でノリノリのパフォーマンスを披露するアポロ・クリードの入場曲。
Living In America(デジタルミュージック)
Living In America
ロバート・テッパー『No Easy Way Out』
〜ロッキー4 炎の友情
スタローンが『ロッキー4 炎の友情』のサントラ用に曲を探している時、一聴してすぐに起用を決めたといわれるロバート・テッパーの初シングル。映画本編にフルコーラスを使用したほどのスタローンお気に入り。
ロッキーがドラゴとの試合を決意し、過去の映像とともに車を走らせるシーンを感動的なものにしている。
No Easy Way Out(デジタルミュージック)
No Easy Way Out
ジョン・キャファティー・アンド・ザ・ビーバー・ブラウン・バンド『Voice of America’s Sons』〜コブラ
『ロッキー4 炎の友情』のサントラに続き、連続でスタローン映画に参加することになったジョン・キャファティーによる『コブラ』の主題歌。『コブラのテーマ~アメリカズ・サンズ(Voice of America’s Sons)』はソロ名義ではなく、ジョン・キャファティー・アンド・ザ・ビーバー・ブラウン・バンドとして曲を提供している。
Voice Of America’s Sons(デジタルミュージック)
Voice Of America’s Sons
ジャン・ボーヴォワール『Feel the Heat』〜コブラ
パンク/メタルバンド、ザ・プラズマティックスの元ベーシスト、ジャン・ボーヴォワールの初ソロ作。いかにも80年代っぽいサウンドが心地いい。
Feel the Heat(デジタルミュージック)
Feel the Heat
マイアミ・サウンド・マシーン『Suave』〜コブラ
キューバ系ラテンバンド、マイアミ・サウンド・マシーンによる『Suave』は、コブラが自宅に戻るときに邪魔な車を強引に押しのけ、さらに文句を言いにきたチンピラの服を引き裂くという、理不尽なコブラの行動を描いたお馴染みのシーンで使用されている。
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ロバート・テッパー『Angel of the City』〜コブラ
ジョン・キャファティー同様、スタローンに気に入られて2作連続起用となったロバート・テッパーによる『コブラ』の挿入歌。
Angel of the City(デジタルミュージック)
Angel of the City
サミー・ヘイガー『Winner Takes It All』
〜オーバー・ザ・トップ
1985年にヴァン・ヘイレン加入したばかりのサミー・ヘイガーが、ギターにエディ・ヴァン・ヘイレンを従えてリリースした『オーバー・ザ・トップ』サントラからのファーストシングル。邦題は『オーバー・ザ・トップ』。
ミュージックビデオには、スタローン自身が出演し、サミー・ヘイガーと腕相撲対決を披露している。
Winner Takes It All(デジタルミュージック)
Winner Takes It All
ロビン・ザンダー『In This Country』
〜オーバー・ザ・トップ
チープ・トリックのヴォーカリスト、ロビン・ザンダーのソロ曲。日本では、1991年からフジテレビで放送されたF1番組のエンディング曲としてもお馴染み。
In This Country(デジタルミュージック)
In This Country
ラリー・グリーン『Take It Higher』
〜オーバー・ザ・トップ
名プロデューサーとして知られるジョルジオ・モロダーの秘蔵っ子として80年代に大活躍したラリー・グリーンによる『オーバー・ザ・トップ』のエンディングテーマ。
Take It Higher(デジタルミュージック)
Take It Higher
フランク・スタローン『Bad Nite』
〜オーバー・ザ・トップ
『ランボー 怒りの脱出』以来となるフランク・スタローンの映画提供曲。
ケニー・ロギンス『Meet Me Half Way』
〜オーバー・ザ・トップ
『オーバー・ザ・トップ』サントラからの第2弾シングル。邦題は『心の夜明け』。
全米11位のヒットになったのも頷ける名曲。
Meet Me Half Way(デジタルミュージック)
Meet Me Half Way
ビル・メドレー『He Ain’t Heavy, He’s My Brother』
〜ランボー3
ホリーズの『兄弟の誓い(He Ain’t Heavy, He’s My Brother)』をビル・メドレーがカバーした『ランボー3』のエンディングテーマ。
ビル・メドレー版の邦題は『ランボー 誓いのテーマ』。とにかく渋い。
He Ain’t Heavy, He’s My Brother(デジタルミュージック)
He Ain’t Heavy, He’s My Brother
ジミ・ジェイミソン『Ever Since the World Began』
〜ロックアップ
サバイバー在籍時に『Burning Heart』を歌ったジミ・ジェイミソンによる『ロックアップ』の主題歌。邦題は『ザ・ワールド・ビガン』。
デイヴ・ヴィコラが歌うサバイバーのオリジナルバージョンに引けを取らない名バラード。
バッド・イングリッシュ『Best Of What I Got』
〜デッドフォール
元ジャーニーと元ベイビーズの2大バンドのメンバーから結成されたスーパー・バンド、バッド・イングリッシュによる『デッドフォール』のエンディングテーマ。
Best of What I Got(デジタルミュージック)
Best of What I Got
The 7A3『Take You Back (Home Sweet Home) 』
〜ロッキー5 最後のドラマ
フランク・スタローンの『Take You Back』をヒップホップ・グループのThe 7A3がカバー。原曲の良さを活かした素晴らしいアレンジに仕上げている。
Take You Back (Home Sweet Home)(デジタルミュージック)
Take You Back (Home Sweet Home)
エルトン・ジョン『The Measure of a Man』
〜ロッキー5 最後のドラマ
アラン・メンケン作曲による『ロッキー5 最後のドラマ』のエンディングテーマ。エルトン・ジョンが『ロッキー』シリーズを締め括るために歌った名バラード。
The Measure of a Man(デジタルミュージック)
The Measure of a Man
ビル・コンティ『Can’t Stop the Fire』
〜ロッキー5 最後のドラマ
ビル・コンティ自身による『ロッキーのテーマ』の要素を随所に盛り込んだアップテンポなナンバー。
Can’t Stop the Fire(デジタルミュージック)
Can’t Stop the Fire
スティング『Demolition Man』〜デモリションマン
スティングが、ポリス時代のアルバム『ゴースト・イン・ザ・マシーン』収録の『デモリションマン』を映画のためにセルフリメイク。時代に合わせた見事なアレンジで原曲を蘇らせた。
Demolition Man(デジタルミュージック)
Demolition Man
グロリア・エステファン『Turn the Beat Around』
〜スペシャリスト
ヴィッキ・スー・ロビンソンのヒット曲をグロリア・エステファンがカバーした『スペシャリスト』の主題歌。
Turn the Beat Around(デジタルミュージック)
Turn the Beat Around
ザ・キュアー『Dredd Song』
〜ジャッジ・ドレッド
『ジャッジ・ドレッド』のエンドクレジットに流されたザ・キュアーによる主題歌。
ドナ・サマー&ブルース・ロバーツ『Whenever There Is Love』〜デイライト
ブルース・ロバーツとドナ・サマーのデュエットによる『デイライト』の主題歌。邦題は『愛があれば』。
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ファットボーイ・スリム『Right Here Right Now』〜ドリブン
1998年のアルバム『You’ve Come a Long Way, Baby』に収録され、翌年にはシングルカットもされたファットボーイ・スリムのヒット曲。
『ドリブン』の劇中では、最終レースでこの曲が流されているがサントラ盤には未収録。
Right Here Right Now(デジタルミュージック)
Right Here Right Now
ERA『Mother』〜ドリブン
エリック・レヴィによるプロジェクト、ERA(イーラ)が1998年に発表したアルバム『ERA』に収録されている『ドリブン』の挿入歌。映画本編では、最後のレースを迎える選手やその家族などに焦点を当てたシーンを壮大でドラマティックに盛り上げている。
スリー・シックス・マフィア『It’s A Fight』
〜ロッキー・ザ・ファイナル
『ロッキー・ザ・ファイナル』でついに最後の試合を迎えるロッキーの対戦相手、メイソン・ディクソンの入場曲。
ザ・ベスト・オブ・ロッキー「ロッキー・ザ・ファイナル」サウンドトラック
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シン・リジィ『The Boys Are Back in Town』
〜エクスペンダブルズ
『エクスペンダブルズ』のエンディングを飾るシン・リジィ(Thin Lizzy)1976年の大ヒット曲。邦題は『ヤツらは町へ』。
The Boys Are Back in Town(デジタルミュージック)
The Boys Are Back in Town
フランク・スタローン『Don’t Want to Fight With Me』
〜エクスペンダブルズ2
フランク・スタローンが久しぶりに兄の映画のために提供した『エクスペンダブルズ2』サントラからのシングル曲。
Don’t Want to Fight With Me(デジタルミュージック)
Don’t Want to Fight With Me
アロー・ブラック『Ticking Bomb』
〜エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
エクスペンダブルズのメンバーがチームを解体されてしょんぼりしているシーンで流される『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』の劇中歌。
Ticking Bomb(デジタルミュージック)
Ticking Bomb
ミーク・ミル、ジェネイ・アイコ&ルートヴィッヒ・ヨーランソン『Lord Knows/Fighting Stronger』
〜クリード チャンプを継ぐ男
偉大な『ロッキー』シリーズの音楽を完璧なでかたちで引き継いだルートヴィッヒ・ヨーランソンによるスコアにヴォーカルをのせた『クリード チャンプを継ぐ男』の挿入曲。
過酷なトレーニングシーンとドラマを最高に盛り上げる…!
Lord Knows/Fighting Stronger(デジタルミュージック)
Lord Knows/Fighting Stronger