アラン・”ダッチ”・シェイファー少佐(シュワルツェネッガー)率いる、強烈な個性を持つ屈強な男たち。(Part 2/6)
マック・エリオット軍曹(ビル・デューク)
ベトナム戦争で共に戦ったブレインとは「兄弟」と呼び合うほどの親友で、安全カミソリの愛用者。
演じるのは『コマンドー』のクック役でもおなじみのビル・デューク。
ビル・デュークは、ブロードウェイの舞台からキャリアをスタートさせ、『カー・ウォッシュ』や『アメリカン・ジゴロ』への出演やTVシリーズの演出家として実績を積み、1985年にジョエル・シルバーのプロデュース作『コマンドー』でシュワルツェネッガーの敵役を演じた。
『コマンドー』の共演によりシュワルツェネッガーと気心が知れた仲になったということもあり、プロデューサーのジョエル・シルバーから『プレデター』に起用された。
『プレデター』の翌年には、ジョエル・シルバーと3度目の仕事になる『アクション・ジャクソン/大都会最前線』に出演。『プレデター』でディロン役を演じたカール・ウェザースと再共演を果たした。その後も、『バード・オン・ワイヤー』『ポケットいっぱいの涙』『ペイバック』『X-MEN:ファイナル ディシジョン』『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』『フェイク・クライム』など数多くの作品に出演。
1991年には『レイジ・イン・ハーレム』で映画監督デビューを果たし、その後も、ローレンス・フィッシュバーン主演の『ディープ・カバー』、ウーピー・ゴールドバーグ主演の『天使にラブ・ソングを2』の他、TVシリーズでも多くの監督を務めている。
顔は怖いが物腰が柔らかく、プロデューサーやオフ・ブロードウェイの演出家としても活躍するなど意外な面が多い。
ビル・デュークの主な出演作品
1976年『カー・ウォッシュ』
1980年『アメリカン・ジゴロ』
1985年『コマンドー』
1987年『プレデター』
1987年『ノー・マンズ・ランド』
1988年『アクション・ジャクソン/大都会最前線』
1989年『ストリート・オブ・ノー・リターン』
1990年『バード・オン・ワイヤー』
1993年『ポケットいっぱいの涙』
1993年『天使にラブ・ソングを2』
1998年『スーザンズ・プラン 殺せないダーリン』
1999年『ペイバック』
1999年『悪魔の棲む部屋』
2001年『DENGEKI 電撃』
2002年『レッド・ドラゴン』
2003年『ナショナル・セキュリティ』
2005年『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』
2006年『X-MEN:ファイナル ディシジョン』
2020年『フェイク・クライム』
2010年『THE BIG BANG ザ☆ビッグバン!!』
2012年『フリーキー・ディーキー』
2014年『インファナル・ディール 野蛮な正義』